ここからニュークロップもどんどん入荷し、コーヒーが一番おいしい季節がやってきます。
ご期待ください!
次の日曜日
8月30日(日)21:00~21:30
ニコ生です。
タイトルは「コーヒーに合う水選び」
硬度の違う水3種類で淹れて飲んで検証します。
ご視聴よろしくお願いいたします!
■カフェテナンゴニコニコミュニティ
http://com.nicovideo.jp/community/co2511775
出張の報告を続けます。
中米出張2015、コスタリカ2日目です。
この日はラ・リア精製所の農園を3つと精製所へ。
精製所。
収穫したチェリーを生豆に仕上げるまでの処理を行う場所。
コスタリカにはマイクロミルと呼ばれる小規模の精製所が多く存在します。
自分たちで高品質なコーヒーを作り、相場に左右されない価格で取引するため。
その精製所がいくつか農園を所有し、自分たちで栽培から精製処理までを行います。
早朝、ホテルまでルイスさんが息子フェリペと迎えに来てくださり、出発。
【車中】
コスタリカ、タラス。
とてもきれいです。
のどかな山岳地帯。
空は青くて、山は緑、木々のない地面は茶色でコントラストが素晴らしい。
さて到着、まずはじめはここ。
ピエ・サン農園
【最高標高1940m】
ピエ・サンとは、元オーナーのフランシスコ・ピエドラ・サンディからきているという。
もともとはコーヒー農園ではなく、木材を作るための場所だったとのこと。(少しはコーヒーも植えてあったらしい)
ラ・リアが3年ほど前に新しく買った農園なので、まだまだ若い木々ばかり。
【壮大な景色が広がる】
【若いコーヒーが植えてある】
急斜面。素晴らしい景色です。
【様々な品種が分けて植えられている】
【SL28種の前で左からルイス、店主、フェリペ】
今年のコスタリカCOE1位をとったのはSL28。
先進的に様々な品種の栽培に挑戦しています。
これからがとても楽しみな農園ですね。
さてさて、
次はドラゴン農園へ。
【ドラゴン農園】
ついに来れました。
とても霧がかっこいい。
農園の中からだと写真のようにあたり真っ白なのですが、
農園を外から見たときの興奮が忘れられません。
真っ白な雲が農園を隠すように覆われていました。
本当に中にドラゴンが住んでいるような。
ドラゴン農園、ドラゴンの丘にあるのでドラゴン農園。
山の峰がドラゴンが休んでいるように見えるからドラゴンの丘。
写真は撮れませんでしたが、確かにそう見えました。
当店でも扱ったブルボン種イエローハニーはここから来たんだ。
一時期さび病の影響があったそうだが、今は大丈夫。
大体曇っているそうです。
別世界にいるような。素晴らしい景色。
また訪れたいです。
さて次の農園は、COE3位をとったラ・トリニダッド農園
【ラ・トリニダッド農園】
COE3位をとったのはカツアイ種。
良質なカツアイ種は本当に素晴らしい。
【フェリペが飽きてきた様子】
斜面に位置するのですが、しっかりとシェイドも植えてあり、
この日訪れた農園の中では一番ジャングルでした。
この日の農園はこれで終了。
昼食をBongoというレストランで食べます。
このあたりから雨が降ってきました。
この後は精製所を見せてもらいます。
しかしその前に自宅でコーヒーをいただきます。
サンタ・ローサ1900という農園のコーヒー。
クリーンで上品な甘味。感動するほどおいしかった。
さて精製所です。
ルイスさんの弟のオスカルさんが案内してくださいます。
【オスカルさん】
コロンビア製のPenagosという機械。
写真はデスムシラヒナドーラというミューシレージ(粘質)を除去する機械。
パーチメント(もみ殻状態)の乾燥前に、ミューシレージを残す度合いでハニー精製の呼び方が
【ホワイト→イエロー→レッド→ブラック/ダーク】と変化する。
これはコスタリカのみの特徴です。
ハニー精製以外にも、ラ・リア精製所、
標高の高い場所で獲れたチェリーはダブルウォッシュドという方法もとります。
高地産のものはミューシレージがとりにくいためだとのこと。
機械で果皮・果肉をしっかりと除去した後、さらに水に浸ける方法です。
【店主とオスカルさんはとても仲良しです】
一通り見て回りました。
機械の写真など細かく撮ったのですが、
また別の機会に紹介したいですね。
この日はこれでおしまいです。
車で宿まで送っていただきます。
ドリップスタンドのお土産をいただきました。
ありがとうございました!
次の日は、ドン・マヨ精製所の所有する農園と精製所を見て回ります。
在庫がなくなってしまいましたが、みなさん大好きベジャビスタ農園も訪れます!
お楽しみに!
masa